新しい年の始まりは、世界中で振り返りと再出発の瞬間と考えられています。日本の年末年始は、暦の切り替わりというよりも、習慣や儀式、そして丁寧な暮らしによって形づくられた「新年の季節」として大切にされています。この時期は、現代的な意味での祝賀よりも、心と住まいを整え、新しい一年を迎える準備をする時間です。
Ambikaでは、このような日本の新年の考え方に、どこか親しみを感じています。文化が違っても、一年の始まりに立ち止まり、気持ちをリセットし、食や家族を通じてつながり直すことは共通しているからです。
日本の新年:心を整える時間
日本では、新年を迎える前の数日間は、過去一年を締めくくるための時間とされています。家の隅々まで行う大掃除は、古いものや習慣を手放し、新しい気を迎え入れる象徴的な行為です。
伝統的には、年が明けると、家族で静かに過ごし、神社を参拝して健康や安定を祈り、心を込めて用意された料理を囲みます。年末年始の料理は、単なるごちそうではなく、一つひとつに意味や願いが込められたものです。そこには、贅沢さよりも、調和や穏やかなスタートを大切にする気持ちが表れています。
この新年の過ごし方が、一年の土台となり、落ち着きと伝統に根ざした時間をもたらします。

インドの伝統と、日常の食がもたらす安心感
インドでは、新年を祝う時期や形は地域によって異なりますが、共通しているのは「食」が人と人をつなぐ存在であることです。新しい始まりは、特別な料理だけでなく、家族と分かち合う親しみのある日常の食事によっても彩られます。
インドの家庭料理において、じゃがいもは非常に身近な食材です。地域や味付けに応じて姿を変えながら、日々の食卓に欠かせない存在として親しまれてきました。実用的で栄養があり、暮らしに深く根づいた食材です。
こうした「日常の安心感」を大切にする姿勢は、日本の新年の考え方とも重なるところがあります。どちらの文化も、華やかさより伝統や心地よさを重視しているからです。

2026年Ambikaカレンダーのテーマ:日常文化を祝う
Ambikaの2026年のカレンダーは、インドのじゃがいも料理に焦点を当てています。特別な儀式料理ではなく、年間を通して家族を支えてきた日常の料理をテーマにしました。
食を「見せるため」ではなく「意味のため」に選ぶ日本の新年の食文化と同じように、最もシンプルな料理こそが、家庭や安定感を象徴する存在であると、私たちは考えています。
※オンラインショップでの2026年Ambikaカレンダーの配布は終了しました。

静かにつながる、ふたつの文化
日本とインドでは、新年の迎え方は異なりますが、その根底にある価値観には多くの共通点があります。
-
心と暮らしを整えること
-
家族や身近な人との時間を大切にすること
-
味覚を超えた意味を持つ食を大事にすること
日本でインドの食文化をお届けするAmbikaでは、日々こうしたつながりを実感しています。食は、違いを尊重しながら文化を結びつける共通の言語なのです。
これからの一年に向けて
新年は、必ずしも盛大に祝うものではありません。慣れ親しんだ日常に立ち返り、心を落ち着かせ、ささやかな瞬間に安心を見いだす時間でもあります。2026年が、皆さまにとって穏やかで温かく、食や文化、そして日々の習慣を通じてつながりを感じられる一年となることを、Ambikaは心より願っています。
Ambikaより、新年のご挨拶
新しい一年が、健康と調和、そして心の安らぎに満ちたものとなりますように。
これからの毎日が、有意義で、ほっとする食事、家族や大切な人とのつながりに彩られますよう、Ambika一同心よりお祈り申し上げます。